安全データシート(SDS)

安全データシート(SDS)

1.製品及び会社情報

製品名
異形棒鋼
JIS G3112 鉄筋コンクリート用棒鋼
会社名
九州製鋼株式会社
住所
福岡県糟屋郡久山町大字久原字原2920番地
担当部門
品質・環境管理室
電話番号
092-976-1678
FAX
092-976-1799

2.危険有害性の要約

(1)GHS分類区分
該当なし
(2)危険有害性
一般的な環境下では固体状態で安定しており、物理化学的危険性、人健康有害性環境有害性はない。
但し、取扱いについては以下の点に注意する。
  • 重量物である為、転倒、荷崩れ落下等
  • 切断端面、切削屑等による皮膚の裂傷
  • 溶接、溶断、研磨等により発生したヒュームによる、呼吸器、眼、粘膜等の刺激

3.組成及び成分情報

化学物質・混合物の区別:混合物(合金)
成分 含有量(%) CAS番号 ICSC番号 安衛法番号 GHS番号
鉄    [Fe] 残量 7439-89-6
マンガン [Mn] 1.80以下 7439-96-5 174 550 200
銅    [Cu] 1.00以下 7440-50-8 240 379 850
ニッケル [Ni] 0.60以下 7440-02-0 62 418 169
クロム  [Cr] 1.00以下 7440-47-3 29 142 108
CAS番号:Chemical Abstracts Service(化学物質登録システム)
ICSC番号:International Chemical Safety Cards(国際化学物質安全性カード)
安衛法:労働安全衛生法施行令第18条の2、別表9
GHS番号:Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals
        (化学品の分類および表示に関する世界調和システム)
成分の濃度は、上記の範囲において、製品の規格・種類により異なる。
上表の主成分の他に、珪素[Si]、燐[P]、硫黄[S]等の微量元素を含む。

4.応急措置

通常状態では固体であり、一般的な環境下では応急措置が必要な事態は発生しないが、溶接、溶断、研磨等により発生した粉塵、ヒュームを吸入、飲み込んだ場合、又は皮膚に付着した場合は、下記に示す応急措置の後必要に応じて医師の診断を受ける。
(1)吸入した場合
空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息する。
(2)皮膚に付着した場合
速やかに多量の水と石鹸で洗浄する。
(3)目に入った場合
速やかに水で洗浄する。
(4)飲み込んだ場合
多量の水で口内をよく洗浄する。
(5)その他
切削屑等で皮膚を傷つけた場合は、傷口の清潔を保ち、必要に応じて医師の診断を受ける。アーク等により火傷した場合は、患部を冷やし、必要に応じて医師の診断を受ける。

5.火災時の措置

通常の状態では固体の為、不燃性であり、周辺の火災時にも消火器、水による消火を行っても問題ない。
(1)消火剤
特に制約なし。(火災状況に適応した消火剤を用いる)
(2)使ってはならない消火剤
情報なし。

6.漏出時の措置

通常の状態では固体の為、漏出しない。
(1)人体に対する注意事項
適切な保護具を着用し、粉塵、ヒュームの吸入や眼への侵入を防ぐ。
(2)環境に対する注意事項
切断、研磨等により発生した粉塵類は速やかに回収する。
(3)封じ込め及び浄化方法及び機材
発生した粉塵等は吸引器等を使用し、速やかに回収し適切に処理する。

7.取扱い及び保管上の注意

(1)技術的対策
溶接、溶断、研磨等の加工を行い、粉塵、ヒュームが発生する場合は適切な保護具を着用し、必要な局所排気、全体換気を行う。
(2)安全取扱い注意事項
重量物のため、転倒・転がり・荷崩れ・落下等に注意する。
接触、吸入には注意する。
切断端面が鋭利なため、取扱いには保護手袋を着用する。
(3)保管上の注意
水漏れ、酸・アルカリもしくはそれらを含んだ物質との接触を避ける。
急激な温度変化や、高温多湿の環境を避ける。
必要であれば、雨水浸透、錆防止のシート等、カバー・梱包を行う。

8.ばく露防止及び保護措置

通常状態では固体の為、暴露防止及び保護措置に該当する有用な情報なし。
ただし、溶接、溶断、研磨等の加工の際は粉塵、ヒュームが発生し眼や皮膚への接触や吸入の防止及びアークや切削屑等から保護する為に、マスク、眼鏡、手袋、着衣等の保護具を着用する。
(1)呼吸器の保護具
適切な呼吸器保護具を着用する。
(2)手の保護具
適切な保護手袋(布、皮等)を着用する。
(3)眼の保護具
適切な保護眼鏡、ゴーグル、顔面シールド等を着用する。
(4)皮膚及び体の保護具
保護衣、安全靴等を着用する。

9.物理的及び化学的性質

(1)物理的状態、形状、色等
銀白色の個体
(2)臭い
金属臭
(3)融点
1500~1535℃以上
(4)比重(相対密度)
約7.8g/c㎥
(5)溶解度
水に不溶

10.安定性及び反応性

(1)安定性
一般環境下では、安定している。
(2)危険有害反応可能性
酸と接触すると有害なガスを発生させる可能性がある。
(3)避けるべき条件
高湿多湿雰囲気
(4)混触危険物質
強酸、強アルカリ
(5)危険有害性のある分解生成物
溶接、溶断、研磨等の加工時に発生する粉塵、ヒューム

11.有害性情報

現在のところ、有害性に関する情報はない。
ただし、溶接、溶断、研磨等の加工の際に生じる粉塵、ヒューム等は呼吸器に物理的な刺激や障害を起こす可能性がある。

12.環境影響情報

現在のところ、環境影響に関する有用な情報はない。

13.廃棄上の注意

鉄スクラップとしてリサイクル可能な為、廃棄物に該当しない。

14.輸送上の注意

輸送に関する国際規制対象物質に該当しない。

15.適用法令

労働安全衛生法
化学物質排出把握管理促進法(PRTR法)

16.その他の情報

本データシートは、製品の危険有害面からの安全な取扱いを確保するための参考資料として、作成時点で当社の有する情報を取扱事業者に提供するものです。
この情報を参考に、自らの責任において適切な処置を講ずる必要がある事をご理解の上ご活用お願いいたします。